2025年5月2日(金)公開の映画『サンダーボルツ*』。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェーズ5のラストを飾る作品です。
これまでのMCU作品とは一線を画す“ダークヒーロー・チームアップ”として、多くのファンが期待と不安を抱きながらその行方を見守っています。
この記事では映画の展開を報道されている情報などから考察していきたいと思います。
現時点で分かっているあらすじ
公式には「政府主導で再編成された新たなチームが、極秘任務を帯びて行動を開始する」という概要が発表されています。
そのメンバーとして判明しているのは以下の通りです。
- エレーナ・ベロワ / ブラック・ウィドウ(2代目)
- バッキー・バーンズ / ウィンター・ソルジャー / ホワイトウルフ
- ジョン・ウォーカー / U.S.エージェント
- エイヴァ・スター / ゴースト
- アレクセイ・ショスタコフ / レッド・ガーディアン
- アントニア・ドレイコフ / タスクマスター
また、本作での任務の舞台は「地球」ではなく、より広域的、もしくはマルチバース的な要素を含む可能性もあると噂されています。
あらすじからストーリーを考察
まず注目すべきは、このチームがアベンジャーズとは異なり、明確に“国家の管理下”にあるという点です。
これは『ファルコン&ウィンターソルジャー』や『ブラックウィドウ』で描かれてきた「体制側によるヒーローの利用」の延長線上にあり、物語全体にもリアルな政治色が加わることが予想されます。この辺りは『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』でもそうでしたが、ディズニープラスを見ていないと理解できない部分がありそうですね。
ストーリー序盤では、ヴァレンティーナの指示のもと、サンダーボルツのメンバーたちが不正な科学組織または異次元的な存在の排除任務にあたるのではないでしょうか。
しかしそれは表向きの目的にすぎず、実は政府側の思惑やヴァレンティーナの真の計画が裏に隠されている──という、裏切りと暴走がテーマになっていくと考えられます。
一方、メンバーそれぞれが背負ってきた“過去の罪”や“贖罪の意志”が物語の中で交差し、単なるアクション映画ではなく、個々の内面を掘り下げた群像劇的な側面も強くなる可能性があります。
さらに重要なのが、『サンダーボルツ*』が『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』へとつながる布石であるという点です。一部のリーク情報では、映画ラストで別宇宙から“4人の存在”がアース616に接近していることが示唆されるとも言われており、これは明らかにファンタスティック・フォーの登場を暗示しています。

まとめ
『サンダーボルツ*』は、MCUの中でも異質な“制御されたヒーロー集団”を描くことで、これまでの「正義と自由」の物語とは違った角度からヒーロー観を提示してくることが予想されます。
チーム内の不協和音、国家の思惑、異次元の脅威。この1作の中に、多くのフェーズ6への“序章”が詰め込まれている可能性や期待値などもたくさん感じます。
『サンダーボルツ*』公開後はストーリーが意味するものだったり今後の展開についてなどネタバレ考察に関する情報も投稿していこうと思います。
是非コメントで意見や考察などを頂けたら嬉しいです。
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