2026年12月18日(金)公開予定の映画『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)38作目にして2019年『アベンジャーズ/エンドゲーム』以来となるアベンジャーズシリーズの作品です。
アベンジャーズだけでなくファンタスティック・フォー、X‑Men、ニュー・アベンジャーズが集結するマルチバース・クロスオーバーとなり、かつてない規模の物語が展開されると予想されています。
この記事では映画の展開を報道されている情報などから考察していきたいと思います。

現時点で分かっているあらすじ
今のところ『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の始まりの時間軸に位置していると予想されているのが『サンダーボルツ*』本編終了後のポストクレジットシーンにある14ヶ月後。
日本時間2025年3月27日、キャスト27名が発表されました。
- ロバート・ダウニー・Jr. / ドクター・ドゥーム
- クリス・ヘムズワース / ソー
- トム・ヒドルストン / ロキ
- アンソニー・マッキー / キャプテン・アメリカ
- ポール・ラッド / アントマン
- シム・リウ / シャン・チー
- ダニー・ラミレス / ホアキン・トレス
- レティーシャ・ライト / シュリ
- ウィンストン・デューク / エムバク
- テノッチ・ウエルタ / ネイモア
- セバスチャン・スタン / バッキー・バーンズ
- ワイアット・ラッセル / USエージェント
- フローレンス・ピュー / エレーナ
- デヴィッド・ハーバー / レッド・ガーディアン
- ハナ・ジョン=カーメン / ゴースト
- ルイス・プルマン / ボブ
- ペドロ・パスカル / リード・リチャーズ
- ヴァネッサ・カービー / スー・ストーム
- ジョセフ・クイン / ジョニー・ストーム
- エボン・モス=バクラック / ベン・グリム
- パトリック・スチュワート / チャールズ・エグゼビア
- イアン・マッケラン / マグニートー
- ケルシー・グラマー / ビースト
- アラン・カミング / ナイトクロウラー
- レベッカ・ローミン / ミスティーク
- ジェームズ・マースデン / サイクロプス
- チャニング・テイタム / ガンビット
登場するヒーローチームの顔ぶれは、アベンジャーズ、ワカンダ勢、ファンタスティック・フォー、X‑Men(オリジナル)、ニュー・アベンジャーズなど超豪華。共演するヒーローたちが数多くリストアップされています。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の次には『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』が控えています。※邦題はまだ確定していませんがわかりやすくカタカナで表記しています。
『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』は当初予定されていた『アエンジャーズ/カーン・ダイナスティ』と共に発表されていたこともあって着地させたい内容はある程度決まっていたことが予想できます。その過程での出来事を動かすのがカーンではなくドゥームになった、と考えるのが自然です。
あらすじからストーリーを考察
現時点でのあらゆる作品のシーンから予想されることは、『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』のミッドクレジットシーンから読み解くと、ドゥームがフランクリンを警戒している、もしくは能力を狙っているということ。
もうひとつは『サンダーボルツ*』本編終了後のポストクレジットシーンで登場したファンタスティック・フォーの宇宙船は2通りの予測ができます。
- 単にファンタスティック4の4人が乗ってアース616へやってきた
- ドゥームがフランクリンを誘拐してアース616へやってきた
ただドゥームがアース616にやってくる意味が謎過ぎるので、「ファンタスティック4の4人が乗ってアース616へやってきた」と考えるのが妥当かなと思います。
加えると「ドゥームがフランクリンを誘拐」も間違ってないかもしれなくて、どのアースにいったかわからないからファンタスティック4が探し回っているのかもしれません。その過程でアース616に来ただけ。そしてその行動こそが、X‑Men登場のきっかけにもなっていそうです。
ここでマルチバース・サーガの重要なポイントが描かれるのではないかと考えられます。それが「インカージョン」。
2つのユニバース(宇宙/次元)が衝突し、両方もしくは片方が破壊される現象を指します。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』では、アース838のストレンジがサノスを倒すための手がかりを得るためにダークホールドを使用して、マルチバースの様子を覗いたことでインカージョンを引き起こしてしまいます。
おそらくファンタスティック4の4人があらゆるアースを訪れることでインカージョンを引き起こしてしまうのではないか?そんな予想もできますよね。
そしてもう1点、インカージョンを引き起こしてしまった場合、本来はTVA(時間変異取締局)が関与するのではないかと思いますが、もしかするとロキの登場もこれらの動きが関係しているかもしれません。
マルチバースの崩壊寸前の世界でヒーローたちが協力して存続を目指す構図は、『インフィニティ・ウォー/エンドゲーム』以来の集大成的展開を思い起こさせるようなストーリーになることは断言できそうですね。
まとめ
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は、MCUにおけるマルチバース・ストーリーの集大成として位置づけられ、アベンジャーズ、ファンタスティック・フォー、X‑Men、ニュー・アベンジャーズが一堂に会して戦う構造が予想されています。
ヴィランであるドクター・ドゥームは、フランクリンの能力を駆使して多元宇宙を支配しようとし、ヒーローたちはそれを阻止すべく実質サノスのような主役扱いとなりそうです。そして『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』へと至る布石が本作内に多数散りばめられている可能性が高いです。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』公開後はストーリーが意味するものだったり今後の展開についてなどネタバレ考察に関する情報も投稿していこうと思います。
是非コメントで意見や考察などを頂けたら嬉しいです。
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